タイムモアC2というコーヒーミルは「ぶっ壊れコスパ」なんですが、C3という新しいモデルが出たので購入しました。
ざっくり感想を一言でいうと、「ぶっちゃけC2と変らんくね?」という感じ
は?なんかサムネのトーンと違くね?
すいません。正直に書くをモットーにブログを書いてきたので、やっぱ動画でも思ったこと、感じたことをそのまま出していこうと思います。
なんですが、もし自分がコーヒーミルを最初に買うならC3を買います。
これは間違いないス。
コーヒーブログを7年書き、様々なコーヒーアイテムをレビューし、コーヒーミルを14台所有しているのにポチっちゃうコーヒーバカが、タイムモアの他のミルとも比べながら、レビューしていきますので、コーヒーミル検討中の方は参考にしてください。
スペック
まずスペック見ていきましょう。
サイズ:幅5.2 cm × 高14.7cm
ハンドル:15.9cm
本体重量:約430g
材質/刃:420ステンレス
ボディ:アルミニウム合金6063
ハンドル・スプリング:アルミニウム合金6063
調節ツマミ:アルミニウム合金6063
ハンドルツマミ・フタ:樹脂
容量:約20g
内容:本体、ブラシ、収納袋、取扱説明書
一旦バラシして、特徴チェックします。
特徴
C3は新開発S2C660臼刃を採用しています。「S2C660臼刃」は420ステンレス製、五軸高精度CNC切削加工によって得られた高硬度の刃(55-58HRC相当)で、 栗子Xが使用するS2C860臼刃と同じコンセプトのものです。
ということで、刃が変わった。これはでかいですね。
上位モデル「TIMEMOREタイムモア 栗子X」の刃の形状と同じになった。
まったく同じではなく、サイズを縮小して、パラメーターを微調整した刃になります。
で、どういうコンセプトかと言うと、Spike to Cut(突き刺してから切る)ということ。
豆とのファーストタッチで、グサッと突き刺さして、切ろうぜってことでしょう。 6枚刃で、上部に切れ込みがありますね。これがスパイク効果でしょうね。
形状的にコマンダンテに似てますね。コマンダンテは7枚刃でタイムモアは6枚刃。やっぱここに行き着くのかな。
では実際、使ってみて、挽き目をチェックしていきます。
使ってみた
コーヒー豆10gを投入して、挽いていきます。中煎りのコーヒー豆10gで16クリックで挽いてみましょう。おおおスムース。特にファーストタッチで力が要らない。ミルの刃と豆が最初に触れるときってちょっと力いるじゃないですか。そこが軽いですね。突き刺すっていうのが、わかる。実感あります。
ということで、コーヒー豆10gを16クリックで28秒かかりました。
感触としては、力いらずでスムースな挽き心地で。引っかかりも少ない。問題ないです。ではチェックしましょう。
挽き目
うん、揃ってるし、粒も鋭角ですね
タイムモアC3の挽き目はざっくり3つに分類してくれています。
エスプレッソ:7-8
プアオーバー:13-16
フレンチプレス:17-20
タイムモアの挽き目の設定は、日本人の感覚からしたら、細挽き傾向にあります。私が思う「中挽き」が、タイムモアの設定値で挽くと「中細挽き」ぐらいになるので、だいたい+5ぐらいすると、感覚的にちょうどいいかな。
あと、タイムモアはミルの種類が多いので「どれがいいの問題」ありますよね、この際なので、検証しときましょう。
比較してみた
タイムモアのコーヒーミルのC2、C3、G1で比べてみます。それぞれ刃の形が違う3種類なのでちょうどいい。
C2は友達にあげたので、中身はほぼC2のバルミューダミルでの比較となります。
C3の16クリックに合わせて、挽いてみましょう。
C2との比較表が入ってます。クリック数がプラス5ぐらい。
公式サイトのC3の挽目は間違いですね。校正係みたいになってるな。
挽き比べて、回す感覚的にもC3は軽いですね。
粉をチェックします。なるほど!
比べてみると、目視では明確な違いはないですね。
でも触ると、結構、感覚的にわかるんすよ。
C3はシャープな触感があります。
たしか人間の感覚で「手の感覚、触覚」って大きいんですよね。感覚野のホモルンクスってやつ。「指は第二の脳」と言われるぐらいセンサーとして機能高いんすよ。
「で、味はどうよ?」って話ですよね。ですよね。
この程度の差だったら、私のような素人にはわからないんじゃないかなっていうのが、私の見解なんですが。比べてみましょう。
注ぎ方の差が味に影響しないように、同じお湯を1回で注ぎます。1投検証です。
なので、味がおいしいかどうか、じゃなくて、差分が感じられるかどうか、飲んでみましょう。
脇からいきましょう。C2はいはいはい。G1はほおほお。なるほど。C3は?
わからんす! ビミョーな差
まず、G1はやっぱ違う。これはわかる。
で、C2とC3はわからん。
差がないことはないんだけど、優劣がつけれるものじゃない。
わずかにG1が甘みと酸味を感じる。
いい味のバランス。ポジティブな要素を出してくれてる。
さすが¥22,980購入した身からすると、ちょっとホッとした。 よかった。
C2、C3はわずかにネガティブじやないけど、はっきりしない味。
これはレビューとしては、一番つまんない結果。おもしろくないパターン。微妙すぎる。( ;∀;)
メリットデメリット
- 精度が高い
- 品質がいい
- 使用感がいい
- C2より高い
- カラーが少ない
- 変化に乏しい
まず【デメリット】からいきますと、
C2と比較すると、値段が高くなってるんですよね。公式サイトの価格だとC2が7980円、C3が9500円なので、1500円ぐらいの差。
で、次にカラーバリエがない。C2は色がいいんすよね。あのカラーは魅力です。C3はいま出たばっかりなので、今後に期待ですね。
って言ってたら、C3sとして新色が出ました。
あと「変化に乏しい」っていうのは、「新しくなったC3です」と言っても、そんなに変わってないじゃん。
もちろん、刃の形状が違うので、大きな変化なんだけど、味わいが大きく変わるほどの変化じゃなかったし。プロダクトとしてもデザインチェンジはしてないので、変化が少ないかな。
新商品には新鮮味も欲しいじゃん。フレッシュさも新商品の魅力じゃないですか。それはない。
なので、C2とC3で比べると、ベネフィットの差は少ない。もたらす恩恵はそんなに変わらないぞ。
次に【メリット】ですが、
まずミルとしての精度は高いです。そしてプロダクトとしての品質も文句なしです。使用感も問題なしです。
C2との比較でいうと、回すのはスムーズ、豆とのタッチの感触、回す感触とか、肌感ではC3が良くて、クリック数が少ないっていうのも使用感としては好き。
ここ数日、使ってみて、ドリップでの普段使いにはC3の方がわずかだけど、使いやすくて好きかな。「個人の好み」レベルの話ですけどね。
まとめ感想
最初の1台の候補になるかな
1万円以内でこの性能と使用感ならかなりいい。
C2さえ比較に入れなければコスパはいいと言えるんですけどね….
コスパ最強でいえば、やっぱC2になりますね
冒頭に「もし自分がコーヒーミルを最初に買うならC3を買います。」って言ったのは、使用感で若干C3が好き、使いやすいかな。グラインドがスムーズで、挽き目設定もクリック数が少ないし、挽いた粉の感触もソリッドに感じました。
味に反映されない部分でC3を選ぶかな。普段使いにちょうどいい使用感ですね。私は普段、朝に1杯ドリップして飲むので、普段のメインミルになりえる。
あとミルの耐久性で言うとC3の方が高いような気がします。
地味なポイントとしては、C2の本体カラーはグレーで、実はブラックがないので、ブラック好きの方はC3ですね。
ドリップで使っただけなので、「いやいやC3はここが違うっすよ」っていうのをコメントでね、やさしく教えていただけると、うれしいです。
C2との比較がメインになってしまったので、基本的な使い方はC2のレビューを参照してください。
今日も寄っていただきありがとうございます。タイムモアのC3味は一緒やけど、わいは好きやで、というお話でした。Proモデルも出ました。
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