夏コーヒー飲まねえよ、もしくは夏はボトルコーヒーですませちゃうっていう人も多いのではないでしょうか。ボトルコーヒーですよねー。手軽で安いけどね。でも味も香りも平坦で弱くないすか。
おうちで粉から作る水出しコーヒーもいいもんですよ。
ざっくり言うと容器にコーヒー粉入れて、水入れるだけです。
休みの日とかはおうちで粉から作る水出しのアイスコーヒー作ってみてはいかかでしょう。
香り高い本格水出しアイスコーヒーを味わう休日いいですね。
結論:水出しコーヒー簡単でうまい!
水出しコーヒーの専用の容器があるので、おうちで作っていこうぜ! と言いたいところですが、
じゃあ水出しコーヒー作る器具どれよ?
そうなんです。各社様々ありまして、それぞれに特徴があるので、自分にあったものをチョイスしましょう。
代表的な商品はこちら
ハリオのボトル型、イワキのサーバー型
で、メジャーではありませんが、
珈琲急須をエントーリーします。
つけ置き型の珈琲専用の急須で作る水出しコーヒーも簡単でおいしいので、選択肢に入れました。
「水出しコーヒー」検討中の方は参考にしてください。
作り方
サクサクっと作り方いきましょう。
ハリオ 水出し珈琲ポット(1000ml)¥2200
粉入れて、全体にドリップしながら水を注いで、冷蔵庫に一晩
コーヒー粉80g/注水1150ml/約8時間/出来上がり1000ml(8杯分)
今まで使ってきて、やや酸味傾向で薄くなりがちかなっていう印象ですね。
なので、お湯蒸らし水ドリップでいきます。
フィルターがポリエステルなので、お湯NGかもしれないので、83℃やや低めの温度で
なるべく端にかからないように注いで蒸らします。
なるべく最初のドリップの段階でしっかり味を出しておこう。って作戦です。
あとは水でドリップしていきます。
なのでm実はハリオのこのタイプはドリップと漬け置きのハイブリッドです。
注水1150ml上まで水が来たら、これであとは冷蔵庫で8時間ですね。
イワキ ウォータードリップサーバー(440ml)¥3300
粉入れて、全体を水で濡らして、上に水をセット、ポタポタ落ちるのを待つ
コーヒー粉40g/水450ml/約2時間/出来上がり400ml(3杯分)
最初に全体を水で濡らして、湿らせます。
私は紙フィルターを上にのせて全体的に水が浸透するようにしています。
イワキは点滴ドリップなんですが、上部の水タンクの点滴部分が詰まりやすいっていうのがあります。
最初に点滴で水が落ちるか確認しましょう。水の出が悪かったら、こよりとかでホジホジして水通りをよくしておきましょう。途中で止まったりもあるので、途中途中でチェックします。
ということで、5時間かかりました。マジか!
今シーズン初でしたからね。洗いが足りんかったかな。
他に合わせて冷蔵庫で冷やします。
イワキはこの容器のまま保存できるようになってますが、無駄スペースが多く、場所を取るのでボトルに移し替えます。
珈琲急須(600ml)11000円
campfireで11000円。常滑焼のコーヒー専用急須です。中にステンレスの網が入ってます。
粉入れて水入れて冷蔵庫
コーヒー粉と水(1:10)/冷蔵庫で一晩/最大600ml
珈琲急須は量の自由度がありますね。1杯分~4、5杯分までいけますね。
しかも簡単で味もまろやかで飲みやすくて好きですね。おすすめです。
コーヒー粉35gで、水350ml注ぎます。軽く回して。
あとは冷蔵庫で一晩、ハリオに合わせて8時間でいきましょう。
飲み比べ
8時間経ちました。朝5時から仕込みました。今回はカルディのアイスブレンドを使いました。飲み比べていきます。
ハリオ
ハリオはちょっと薄いか、いや待て、ハリオは出来上がりの上と下で濃度がかなり違うので、別サーバーに移し替えて、ちょっとまぜましょうか。OKこれでどうかな。
うん、これなら味も薄くないし、酸味もないし、味もでてるし、爽やか。おおお、成功ですね。
お湯蒸らし水ドリップが良かったんじゃないでしょうか。最初のドリップでしっかり味を出す。がポイントですね。
微粉が混ざって、にごりはあります。
イワキ
全然違う。イワキは点滴ドリップの独特の抽出方法だから味も香りも違う。点滴式は水質もクリアで、濃く、香り高いコーヒーができます。
イワキはスペシャルティコーヒーとか質の高いコーヒーにおすすめなんですよね。フルーティーなコーヒーは特に濃縮した果実の香りを出してくれます。水質も濁りなく、クリアです。
急須
飲みやすい。まろやか。苦味も酸味も、やわらかく、まとまっていて、香ばしさもあり、
この豆に一番合ってるかも。
常滑急須はコーヒーのネガティブな要素を緩和する効果があるので、安価なコーヒーを飲みやすくしてくれますね。
内部のステンレスの網で濾すだけなので、濁りはあります。
という感じで「水出しコーヒー」でも、容器、抽出方法によって、味わいもかなり違う。
また、容器によって出来る量も違うので「1人だから1日分3杯分でいい」「家族4人で飲む」とか、必要量によっても、どの器具かっていうチョイス変わってきますね。
メリットデメリット
【デメリット】
・ハリオは薄くなりがち
・イワキは量が少ない
・急須は高い
ハリオは薄くなりがちは、お湯蒸らし水ドリップでだいぶ克服できました。おすすめです。
そして、イワキは容器の大きさの割りに、できる容量が少ない。なんだけど、濃くできるので、少し水で薄めて調整すれば、規定量より多くはなります。好みによるのでどれぐらいプラスになるかはあなた次第。
最後、急須は価格が高いんですよね。これで1万円するので、最初の1台にはちょっとハードル高いのですが、ただホットでも使えるので、1年中使えると思えば、1日30円ぐらいで元取れますよ。
【メリット】
・ハリオは量作れる
・イワキは独特
・急須はまろやか
ハリオのボトルタイプは量作れるっていうのが1番のメリットですね。ま、そのかわり1-2杯分が作れないになっちゃうんですけどね。半分のサイズもあるので、必要量に応じての選択肢はあります。
イワキの点滴の水ドリップは独特の香りとおいしさがあります。スペシャルティとか質の高いコーヒーにはおすすめです。これでしか出せない味なので、当たればでかい。お店とかではなかなか味わえない味です。こだわりの専門店とかはあるでしょうね。ぜひコメントで教えてください。私が行った範囲では、点滴水出しを提供するお店、見たことないんですよね。
急須はまろやかでやわらかいアイスコーヒーできます。良くも悪くも、味が変わるっていうのは、好き嫌い別れるかもですが、私は好きです。作り方も簡単だし、量も1杯分から作れて自由度が高いのもいいですね。
まとめ感想
結論:水出しコーヒー簡単でうまい!
飲み比べると、
ハリオはややライトですが、量作れるので、さっぱりすきっりゴクゴク飲むにはいい。
一番クセがなくフラットで爽やかでした。
イワキは味も香りもしっかり。ちょっと濃いなら水か氷で調整しながら飲む。牛乳でアイスカフェオレとかアフォガードとか、アレンジにもいい。
急須はまろやかでやわらかくて飲みやすい。
メジャーじゃないけど、急須がいちばん簡単で飲みやすく仕上がったなって感じ。
なかなかどれも特徴があっていいですね。
ただ「すぐ飲みたい!」って場合は氷で冷やす急冷式になります。この動画の淹れ方になります。
水出しコーヒーは、お時間はちょっとかかります。夜仕込んで、朝から飲めるって感じかな。
水出しに合うアイスコーヒーはどれかもやってみましょうかね。
前回、急冷式のアイスコーヒーランキングしましたけどね。そのうちに。
今日も寄っていただきありがとうございました水出しコーヒー器具どれがいいのというお話でした。
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