コーヒー1杯にどれくらいのコーヒー粉を使っていますか? 以前、有名なカフェや企業のコーヒー1杯に使う コーヒー粉の量を調べてみました。(過去記事:コーヒー1杯何ml?豆の量は何グラム?プロのドリップの量10選)
その結果「1杯10gでいいんじゃない?」って事で、ずっと10gで淹れていました。
しかし、最近コーヒー粉を2倍にした「リッチ飲み」にハマっています。
トロっとした質感が生まれ、うまい!んですよ。
でも、いつもの淹れ方で量だけ単純に倍にしただけだと、おいしくなりません。
以前、単純にコーヒー粉を2倍にして飲んだときは、濃い苦いで飲めなかったんです。(過去記事:コーヒー粉を倍にして飲むと…)
ちょっとしたコツがあるので、コーヒー1杯150mlにコーヒー粉20g使った「リッチ飲み」をご紹介します。
粗びき
コーヒー1杯をコーヒー粉20g使う場合は、まず粗挽きです。
以前、ドリップで通常使われる中細挽きで粉20g使って淹れてみたときは、単に濃い、苦いだけになってしまいました。
微粉をとる
次に微粉を取りまくります。
コーヒー豆を挽いて粉にしたとき微粉が発生しますね、で、この微粉がある状態でドリップすると、苦味、雑味が出やすくなります。
コーヒー粉20g挽いているので、その分、微粉も多いとなると、ただでもさえ、倍の量を使って濃いコーヒーになるのに、さらに濃く、苦く、なってしまいます。
5回に分けて注ぐ
ドリップでお湯を注ぐとき、ちょこっとずつ数回に分けて注ぎます。
お湯を30ml注ぐ、コーヒーが落ちきって、また注ぐ、これを5回繰り返して、150mlにします。
コーヒー粉20gの味は
うまい!甘みと酸味がよりしっかり味わえる
今回のポイントはそんなに濃度を上げないことかな。20g使うので、濃度が上がりやすいところを粗挽きで微粉を取りまくって、おさえています。
濃度1.3%そこまで高くないですね。ぜんぜん飲める範囲内でしょう。挽き目をもう少し細かくすれば、とろっとした水質が生まれます。
まとめ
トロっとした水質が生まれ、違う味になるので倍楽しめる
要は1杯10gの既成概念にとらわれず、いろいろ試してみると、思わぬ発見があるよ、ということ。
いまいちだなと思ったコーヒーも、コーヒー粉を倍にして飲んだら、また違う特徴があると気付けます。
単に自分の淹れ方とコーヒー豆と相性が悪かったんだなと。思い知りました。
これに気付くきっかけになったのが、SLURPさんのコーヒーです。サブスクで定期的に毎回違う豆が届くので、自分の淹れ方と合わない豆がありました。なかなか、納得のいく味が出ず、格闘していました。しかも200gあるので、ちょっと自分が飲むペースをオーバーしていたんです。
そのとき、思いっきて、 粗びき20gにして淹れてみたところ、メチャウマ!でした。
それを基準に、ドリップの仕方(量、挽き目、温度、注ぐ回数)を調整していったら、20g使わなくてもいい感じのコーヒーが淹れれるようになったんです。
ついでに、SLURPの日本人スタッフさんにメールしたところ、 SLURPさんのおすすめレシピを教えてくれました。
SLURPおすすめのレシピは、王道になってしまいますが、ハリオV60のハンドドリップです。淹れ方については、ここ最近SLURPの多くのスタッフが愛用している、粕谷哲さんのこちらの4:6メソッドをおすすめします。コーヒー粉と水の割合は、SLURPでは6g:100mlを黄金比率としています 。
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slurpxeverycoffee
今日も寄っていただきありがとうございます。発見があっておもしろいよ。
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