今日ご紹介するのは、最も簡単なコーヒーの淹れ方「お湯注ぐだけ選手権」
市販のコーヒー粉をいかに簡単においしく飲むか
という話です。「簡単に」が優先です。それでいて使うコーヒーは市販のコーヒー粉です。
なので、ミル使いません。スケール使いません。温度計りません。時間計りません。
という条件でやってみましょう。
めんどくさいことはいっさいナシです。普通のご家庭のキッチンスペースで、いつもの朝にできるぐらいサクッと手間なく簡単にコーヒーを飲む。
という条件のうえで、おいしくしてくれるアイテムはどれなんだい?っていう話です。
簡単な淹れ方4選

思いついた順で言うと、
・オクソー
・スイッチ
・メリタアロマフィルター
・フレンチプレス

フレンチプレスもお湯を注ぐだけですが、片付けめんどいって言いそう。というのも、この企画の思いつきが、妻がV60を使っていたんですが、味が安定しないし、めんどい、つきっきりになるとか、いろいろ言いだしまして、そういう主婦目線でフレンチプレスみたいな洗い物が増えるのはイヤがりそうだなと思いまして。片付けもこみで「簡単に」とします。なのでフレンチプレスは外しましょう。
その代わりに
・コレスカップ
カップタイプの漬け置きコーヒーですね。4つエントリーです。
淹れてみた

具体的な淹れ方いきましょう。この企画の発端である妻の条件に合わせます。
スケール使いません。温度計りません。時間計りません。
要するに沸騰したお湯があるだけってことです。
市販のコーヒー粉をスプーンですくって、お湯を注ぐ、ぐらいの道具とオぺレーションになります。
以上の条件を踏まえて、前述の4つの器具を使っていきましょう。
オクソー

はドリッパーの上にお湯を貯めるタンクがあり、一度にドバっと注ぐだけで、シャワードリップでコーヒーができるというアイテムです。
注ぐ量の目安もあり、とても簡単。
ペーパーフィルターとコーヒー粉をセットして、上のタンクにお湯を注ぐだけ。

あとはほったらかし。だいたい2分ぐらいで落ちきって完成ですね。

ハリオスイッチ

ハリオのスイッチはレバーがついていて、出口の開け閉めができるドリッパーです。
閉めた状態でお湯を注いで、貯めて漬け置きにします。
02タイプ大の紙フィルターをセットして、180㏄がどの位置か確認させてください。
ちょうど、上から1段目のくぼみのところが180㏄ですね。OK

180㏄を目分量で注ぎます。漬け置き時間は説明書に合わせて2分とします。

ちょうどオクソーが落ちきるのが2分ぐらいなので、オクソーが終わったら開けて落とします。

コレスカップ

お湯を注いでカップに漬け置きにするアイテムです。
説明書の淹れ方だとコレスも偶然に180㏄注ぎでした。
コーヒー10~12gで挽き目は中挽き
沸騰したお湯1カップにつき180ml
粉全体にお湯を淹れる
30~40秒蒸らす
前湯量180㏄注いでフタをして4分
フィルターを5回転まわして取り出して完成!

蒸らしが1回入って、4分待てと。4分がちょっとムズイですね。今回はオクソーが2分で落ちるって基準があるので、なんとなくわかるけど、体感4分はかなり誤差出るでしょうね。

メリタアロマフィルター

メリタの1つ穴ドリッパーです。メリタはペーパードリップの元祖です。
蒸らしありの1投ドリップです。メリタはここまでお湯を注げばあとはドリッパーで速度コントロールしておいしくしますよってタイプのドリッパーです。
事前に180㏄を確認させてください。抽出穴にキャップをつけて水が落ちないようにしました。あ、ちょうど1のところですね。

コーヒー1杯に注ぐお湯180ccは、基準にしてもいいかもですね。
蒸らしが終わって注いでいきますね。ドリッパーにメモリがあってもちょっとわかりにくいんだよな。紙と粉で隠れるからね。


飲んでみた

はい。ということで、できました。なるべく温度差ないように当時淹れしました。
で飲み比べたところ、
オクソー

うまい!いいですね。ナイスバランスですね。飲みやすい。安定感です。お湯の量は定量で注げるし、あとはほったらかしで自然落下のドリップなので、注ぎによる変化も少なく、再現性もある。
ハリオスイッチ

あ、ちょっと薄い!あと紙のにおいがある。やっぱり漬け置きだと、じわ~っと成分が出るのでややライトですね。あと味わいはぼんやりですね。よくいえばまろやかとも言えますが、物足りない感じもあるかな。
コレス

あああ、残念。いい要素が少ない。
えぐいなあ。酸味苦味混戦した雑味になってるなあ。
コレスは素材が悪いと、そのまま悪い味が出ちゃう。
量も失敗してるし、粉の盛り上がりが落ち着いて、ギリギリいっぱいまで注ぐんだっけ
メリタ

単純に薄い。悪い味は出てないけど、いい味にもなってない。
量ミスってますね。
事前にここまでとか、やらないほうがよかったか。逆に。
蒸らしの分と注いでる間に落ちてる分も考慮したけど、結果に反映できなかったすね。
意外と勘でやったほうがよかったかも。パターンですね。
まとめ感想

最も簡単なコーヒーの淹れ方「お湯注ぐだけ選手権」ランキング発表します。
1位オクソー
2位スイッチ
3位メリタ
4位コレス
「抽出量ちゃうやん」て思われてることでしょう、私もです。後悔と反省の毎日しかありません。
でも、そういうオペレーションも込みでどれが一番簡単でおいしいかって話です。
簡単ファーストです。
それと市販のコーヒー粉での勝負です。市販のコーヒーは味が落ちるけど安価なロブスタって品種のコーヒーがブレンドされています。原産国にベトナムとかインドネシアって書いてあるのがそうですね。書いてある順番も先に書いてあるのが、1番多く入っていて、配合率が高くなります。
それと、市販のコーヒーは挽き目が「中細挽き」ですね、味が出やすい分、悪い味も出やすい。

ペーパーで濾すと、軽減できる部分もあるけど、金属メッシュタイプはダイレクトに悪い味もそのままカップに落ちてしまうので、コレスには不利な条件です。
もともとコレスはスペシャルティコーヒーをおいしくというアイテムです。
コレスさんエントリーしちゃってすいません。というので後日スペシャルティコーヒーを180ml注ぎで飲んでおいしかったです。一応フォローさせてもらいます。

で、話もどしてオクソーはハズさんなあ。すごいですね。
お湯をメモリまで注ぐだけですよ。ヤカンで沸騰したお湯を注げばOKあとはほったらかしでいい感じに出来てる。明日も同じ味。

いつものコーヒーがおいしくなるアイテムです。おすすめです。
妻も使いやすいと言ってくれました。よかったです。
コーヒーの楽しみ方はそれぞれです。みんなちがってみんないい。コーヒーにそんなお金・時間・手間かけれないっていうのは当たり前です。普通です。惜しまないっていう私が異常者ですから、不適合ですから、アウトサイダーですから、ということで、いかがだったでしょうか。
「私はこうしてます」みたいな一言コメントでもいただけると、次の企画の参考になります。コメよろ~。
最も簡単なコーヒーアイテムという話でした。
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