HARIO (ハリオ) 手挽き コーヒーミル セラミック スケルトン ブラック MSCS-2Bを購入しちゃいましたので、特徴と使い方をレビューしていきます。
4台目のコーヒーミルで、コーヒーミル11台ありますが「なんで11台もあるんだ?」コーヒーに取り憑かれた人にそれは愚問であります
アマゾンで2200円だったから、安っ!ってついポチッと手動コーヒーミルを衝動買いするコーヒーバカのレビューですが、コーヒーミルの最初の1台におすすめです
今まで粉のコーヒーを買っていたけど、これから家でコーヒー豆を挽こうという人にとって、コーヒーミルってどれを買ったらいいかわかりませんよね。私も最初そうでした。
かなり調べて携帯型の「ポーレックス」を買いました。今でも使っているので、良かったんですが、それを上回る初心者におすすめのコーヒーミルに出会いました。
ハリオセラミックコーヒーミル レビュー
オープン。アマゾンのダンボールから開けるこの瞬間いいですね。
本体、アーム、上下にゴムカバー、フタ、これが全部品です。
容器はガラスでフタと滑り止めのゴムが付いています。
サイズ: 幅17.2×奥行9.3×高さ23.1cm、口径9cm
材質:
本体 /耐熱ガラス
ガラス用フタ・ホッパー・ハンドルツマミ /ポリプロピレン
臼 /セラミック
ハンドル一式 /ステンレス
滑り止めカバー・ホッパー用フタ /シリコーンゴム
日本・中国製
ハリオコーヒーミルの部品
コーヒーミルは部品が重要です。コーヒーミルは掃除が必要なので、分解して、洗って、また元に戻さなければいけないので、各部品と構造を見ておきましょう。
歯の形状
一番気になっていたのが臼歯の部分です。写真がなかったんで少し不安だったんですよね。こんな感じです。歯の大きさも形状も携帯用のコーヒーミルのポーレックスと変わらないですね。
部品が買えるか
コーヒーミルは消耗品です。特にセラミックは使っているうちに歯がヘタってきます。なので部品が買えるかは重要です。値段的に使い捨てかと思いましたが、ハリオのネットショップに小さい部品も買えるようになっていました。やっぱり日本メーカーなので安心ですね。
挽き目の調整
コーヒー粉の大きさをどうやって変えられるか。これ大事です。コーヒーは挽き目によって全く違う味になってしまうので、コーヒー豆によっても、焙煎度合いによっても、淹れ方によっても、大きさを調整します。
ネジを取って、ハンドルを外して、ストッパーを外して、調整ナットを回す。これはちょっと面倒かな。
調整ネジにマークを付けて、一番しめた状態から、ゆるめていく。半周でこれぐらい、1周でこれぐらいって使っていって、把握していきましょう。
説明書にクリック数の明記がなかったけど、ハリオのサイトの「よくある質問」に目安がありました。
細挽き【4メモリ】0.5~0.8mm
中細挽き【7メモリ】0.5~1.0mm
中挽き【9メモリ】0.5~0.8mm
粗挽き【11メモリ】0.5~0.8mm
※調整ナットを締め切った状態を0とする
細挽き【4メモリ】0.5~0.8mm
中細挽き【7メモリ】0.5~1.0mm
中挽き【9メモリ】0.5~0.8mm
粗挽き【11メモリ】0.5~0.8mm
▼1周半ゆるめた状態
▼2周ゆるめた状態
コーヒーミルのお手入れ
次に気になっていたのが、どこまで分解できるかです。コーヒーミルは掃除しないといけないので、分解しやすいかどうかはチェックポイントです。透明のワッシャーが失くしやすそう。
大きいから挽きやすい
では実際挽いてみましょう。手動のコーヒーミルはてこの原理で挽くので、アームも長い方が力が小さくて済むわけです。手動コーヒーミル3台目ですが、これが一番挽きやすい。
大きいというのは置き場所的にデメリットに感じるかもしれませんが、コーヒー豆を挽くという本来の機能としてはメッリトでもあります。
保存容器として使える
実はこれが一番の決め手となりました。というのも、会社で飲むのに朝一番に出社して毎回コーヒー豆を挽いていたんですけど、さすがにこれは時間かかるなと、時短できないかと考えたわけです。
ストッカーがそのまま保存容器になるなら2、3日分まとめて挽いておける!と気づいてしまった。次の瞬間にはカートに入っていたというわけです。
これは他のコーヒーミルにはないユニークな特徴です。しかも保存容器としてフタをしても、その上に本体を重ねておけるのでスペースを取りません。
さらに100均のガラス容器がストッカーとして使えます。サイズがぴったりでした。これはかなりポイント高い
コスパ最強
コーヒー粉を見てみまししょう。セラミックの臼歯式のコーヒーミルは構造的に大きい粒が混じりますが、微粉が多いよりは味への影響が少ないのでいいでしょう。この値段でこの精度なら、かなりいい。
この挽いた粉でコーヒーを淹れてみました。うん、おいしい。いつも飲んでいる味と変わらないですね。持っているコーヒーミル「ポーレックス」「電動バリオ-e」「ザッセンハウス」と飲み比べたら違いはあるかもしれませんが、飲み比べないとわからないレベルでしょう。明らかにおとるっていうのは、全然ない。2000円台のミルでこの味と考えると、ありえないレベルですね。
デメリット
安価な手回し式のコーヒーミルの欠点は粒が揃いにくいです。
なんでかと言うと軸がぶれるからです。上部の1点で支えているから、歯の回転がぶれてコーヒー粉が均一にならない。
粉の細かさにもよります。粗挽きは大小が出やすい。中細挽きは揃いやすい。
ちなみに高級手動コーヒーミルは軸がブレない作りになっています。
ハリオコーヒーミルまとめ
おウチコーヒーを始める初心者にぴったり
その理由:
1. 値段が安く質もいい
2. 挽き目が変えられる
3. 分解して洗える
4. 部品が買える
5. 保存容器になる
「手動めんどくさい」って思うかもしれませんが、飲むたびに挽くと思うと面倒ですよね。4・5日分まとめて挽いておけば、いいと思います。お父さんや旦那さんに週一回挽いてもらうといいかもしれません。私なら喜んで挽くんですけど…。
一度にコーヒー豆100g挽ける設計で保存容器になるので、そういう使い方を想定しているのでしょう。毎回電動を使うよりラクですよ。飲む前に挽いた方がそりゃベストですけど。
しかし、ここまで条件が揃ってるミルはなかなかないです。コーヒーミル3台持ってる人が買うぐらいですから。
今日も寄っていただきありがとうございます。初心者なら即決でコレで間違いないっす。
コメント
コメント一覧 (4件)
とってもタメになりました!
ミルを買おうと検索しました。
携帯用のと、ハリオで悩んでますが、ふたつを並べた写真ってどこかにありましたか?(汗)
小さい方がいいのかな、と。
使い続けるか謎ですが、挽いたときの匂いはサイコーなので、続けていきたいと思いますが。
ご教示ください。
はじめまして。価格が気にならないなら、携帯用のポーレックスはおすすめです。買った時期が違うので、そういえば、並べた写真はないかもです。ハリオのセラミックスリムも同じ2000円代になっていたので、リンクついかしておきます。豆を挽くようになると、劇的に味が良くなり、いろんな香りが楽しめるようになるので、ぜひこの機会に。
はじめまして。このミル昔はホッパー部分の蓋がなくて挽くたびに豆の破片が飛んでいくのでコンビニ弁当の蓋を切り抜いて蓋を作って使ってました!
ただ、挽き目調整がいちいちハンドル外さないといけない、今どのくらいの挽き目なのかがわかりにくい、浅煎り豆は固くて腕が疲れる、死ぬほど微粉が出る、といったところにゲンナリしてつい最近1Zpresso q2を買いました。最近職場でも毎日2回挽いていますが、サクサク切れて快適です。
まぁお値段10倍がネックですが…。でも上記ストレスから解放されたことを思えば悪くないと思ってます。
コーヒーあるあるですねw というかその状態で売り出すなよw
PDCAの改善ですね。