今日ご紹介するのは、DAISO「おこのみドリッパー」です。ダイソーさんから新発売のドリッパーです。110円税込です。
ギミックのある商品です。穴を開閉できます。これによって速度を変えます。ヌケ具合が変わります。
結論先にいきましょう。

ううううううううんん。微妙
そうねえええ。なんかやっぱ違うのよ。ちょっとハマらなかったかなあ。
ま、でも初見の撮って出しレビューなので、もうちょっと使ってみないとわかんないから。



ざっくり大枠のアウトラインを紹介させて貰いますね~


特徴


まず特徴をチェックしましょう。穴を開閉できるこのギミックですよね。
穴が3つあって、中にキャップがあって、スライドして開閉できるようになってます。


本体透明だから、空いてるのか閉まってるのか、わかりずらいな。
水で試してみましょう。
MAX空いた場合は、これぐらい流れてますね。


じゃあ閉めたら、どうか


おおおお、閉めると、ちょろちょろとポタポタ。完全にはさえぎってくれない。
半分開けた状態だと、ほぼ開けた状態と同じですね。速度早いですね。


あああ意味ねーか。もう2択ですね。開けるか閉めるかの
OKじゃあ。この特徴をふまえて、ふたつためしてみましょう。


- ドリップの後半、穴を閉めて漬け置きにするパターン
- 最初に穴を閉めて、蒸らしをしっかりするパターン
後半漬け置き


1.ドリップの後半、穴を閉めて漬け置きにするパターンですね。
ハリオのスイッチというドリッパーの「ハイブリッドメソッド」で淹れてみましょう。
前半ドリップ、後半お湯を貯めて漬け置きにします。
後半の注ぎを温度を下げたお湯で漬け置きにすることで、雑味を抑え、全体的にマイルドに仕上げてくれる淹れ方です。こちら参照ください。


最初に別のミニドリップカップにお湯を注いでおきます。これもダイソーさんですね。
前半は開けときます。30cc注いで30秒蒸らします。
プラス30ccお湯を注ぎます。
サーバーの下にスケールを置いてます。注いだお湯の重さだけをカウントしていく淹れ方です。出来上がりのコーヒーの量でなく、注ぐお湯の量を計っています。
落ちきったら、スライドを閉めて、温度下げたお湯を80ccを注ぎます。


あ、漬け置きにならない。あ、ちょろちょろヌケていく、結構落ちてくね。


漬け置きにならないっすね。1分45秒ぐらいでオープンして一気に落とすけど、
その前に落ちちゃったよ。


飲んでみましょう。うん。悪くはないけど、ハリオスイッチのハイブリッドメソッドは再現できないっすね。


味わいはうん悪くないよ。だけど、狙いとは違うな。もっとマイルドになるんだよね。マジか。
前半蒸らしをしっかり


最初にスライド閉じて、蒸らしをしっかりするパターンいきましょう。
お湯を貯めて蒸らしをしっかりすることで味をしっかり出しやすくするってことですね。
では、最近、私が基本ドリップにしている「至高のコーヒーの淹れ方」でいきます。


中粗挽きで浅煎りのスペシャルティコーヒーを酸味と甘み、質感のあるコーヒーに仕上げてくれる淹れ方です。
スライドを閉めて30cc注ぎます。
蒸らし30秒です。


開いてドリップしていきます。


ハリオV60とかと比べると、やや速度が遅いけど、まあまあヌケていきますね。


できました。


さあどうでしょうか。
あれ?違う。味ちゃうな。


一個は紙のにおいが強い。あと薄いな。ぼあって輪郭がぼやぼややん。
ええええええ、全然ダメやん。マジかあ。えええ、こっちはイケると思ったら、こっちのほうがダメか。
閉めて1投ドリップ


さすがに2つ外して終われねえ。もう1パターンいきましょう。


スライドを閉めた状態で蒸らしありの1投ドリップでいってみましょう。


コーヒー12g(細挽き)
注湯:150cc
蒸らし30秒
全湯量を15秒で一気に注ぐ
2:00で落ち切り


できました。どうでしょうか。


うん、うまい。
あまみと苦味、果実感の香り。すっきり&コクのコーヒーが簡単にできますよ。
OKこれならためしやすいと思います。
スペック


本体:AS樹脂(耐熱80℃)
キャップ:ポリプロピレン(耐熱120℃)
サイズ:10.3×9×11.8cm
日本製



あ、耐熱80℃やん。やべえ90℃と85℃注いだぞ
まあ、コーヒー粉とペーパーフィルターかますからね。まあまあ大丈夫でしょうけど。
心理的にイヤですよね。プラのなんか体に悪い成分とか出てるんちゃうかみたいな。知らんけど。



耐熱測定は60分お湯につけて30分冷やす、変形した温度から-10℃した数値が耐熱温度(JIS S2029)なので、数分程度なら大丈夫らしいよ


まとめ感想


ううううん微妙。100円だからね。
使えるよ。使えるけど…みたいな。
歯切れが悪くてすいません。
今回試した淹れ方のもとになるドリッパーは
ハリオスイッチは¥3,850円、CAFECのフラワードリッパーは770円
100円じゃね。代わりにはならん。


やっぱちゃう。コーヒーカンパニーなめんな。オレ。すいませんでした。
これにはコレの淹れ方があるはずです。初見では見つけられませんでしたが、コメントいただいて、みんなでああやこうや、やっていきましょう。


ダイソーお好みドリッパー使ってみたというお話でした。




コメント
コメント一覧 (2件)
ダイソーでこんなのあるんですね!
ちょっと興味本位で買ってみます笑
参考になりました♪
コメントありがとうございます。開閉キャップに個体差があるそうなのでチェックしてみてください