今月の自家焙煎コーヒーは「マラウイ/チシ・ミスク」をご紹介します。 マラウイはこれから注目のコーヒーの生産国なんですよ。
毎月1回お届けする自家焙煎コーヒーはマラウイ。コーヒー嫌いな人にも一度飲んでもらいたい
どちらかというと紅茶派の人にもおすすめだよね。なかなか個性的な味
マラウイってどこ?
マラウイでコーヒーの生産がはじまったのは19世紀末。イギリスの保護領となり、宣教師によってもたらされたそうです。
世界シェアで見れば生産量は少なく、日本でもあまり見かけませんが、マラウイでは主要な農作物となっています。
マラウイは自然環境に恵まれていて、コーヒーの栽培には適しており、 標高1000mの高原地帯のミスク地方では、工程のほぼすべてが手作業で行われ、高品質なコーヒーを生み出しています。
ゲイシャ種などの新品種の栽培もはじまり、まだまだ発展途上ではありますが、期待されている産地なんですよ。
マラウイのフェアトレードコーヒーもあります。
マラウイの生豆は
生豆の形状・大きさとしては、やや小ぶりかな。でも、欠点豆は少なく、グリーンの水分もあり、品質はいいですね。
虫食いや欠けている欠点豆を取り除きます。焙煎後にあらわれる貝殻豆もハンドピックします。欠点豆じゃないけど、大きい、小さい、ピーベリーなどの形が揃わないものをハンドピックし、自分で飲む試し焼きにします。
産地:チシ村
農園:ミスク農協 複数の小農家
標高:1,700~2,000m
品種:Sアガロ、ニカ、ムンドノーボ
スクリーン:16up
規格:AB
精製:ウォッシュド
乾燥:天日乾燥
収穫時期:10~12月
保管:定温倉庫
包装形態:30kg 麻袋グレインプロ
入港日:2019年3月11日
味覚特徴:やわらかく上品な甘味とキレある酸味
焙煎度は中深煎りで
中深煎りにしました。焼き菓子のような甘いキャラメル系の香りがメイン。
マラウイをドリップしてみましょう
荒挽き20gでハリオV60粕谷モデルのドリッパーを使い「4:6メソッド」で淹れます。
2杯分の4:6メソッドにもだいぶ慣れてきました。目盛りが細かいので、にゃんこちゃん計量カップをサーバーに使うと、正確にドロップできていいですよ。
いいコーヒーのいい香り〜
300ml抽出して、1杯はホットで、もう1杯はそのまま冷やしてアイスコーヒーに。普通のアイスコーヒーと区別するために「クールコーヒー」と呼んでます。最初飲み慣れないとおいしくないと感じるでしょうが、慣れるとホットよりも味が正確にわかるし、果実の蜜のような甘みが好きになりました。
できました。では、飲んでみましょう。
マラウイの味は?
全体的にやわらかい印象。 酸味に特徴があり、甘みもあり、後味はすっきり。この季節のホットにはいいかも
酸味:★★★★☆
苦味:★★☆☆☆
甘み:★★★★☆
コク:★★☆☆☆
香り:★★★☆☆
マラウイやブルンジこの辺りのコーヒーは品がいい。紅茶みたいな品の良さがありますね。セブンイレブン系のザ・コーヒーが苦手な人におすすめしたい。
普通にホットで淹れてそのまま冷蔵庫で冷やして飲むクールコーヒーにすると、と、ダージリンティのような渋みと果実味がいい感じなんすよ
ということで、世界のコーヒーに出合う旅「ワールドコーヒーツアー」今月の焙煎コーヒーは「 マラウイ/チシ・ミスク 」です。コーヒー豆120g1000円(送料込)ご注文後、焙煎して発送します。
今日も寄っていただきありがとうございます。クールコーヒー食後にちょうどいいんだけどなあ。
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