「TIMEMOREタイムモア手挽きコーヒーミルG1 Plus」を購入しました。 価格はアマゾンで2万円(購入時22980円)で、かなりいい買い物だったので、おすすめです。特徴と使い方を紹介します。
一言でいって、気に入りました!やっぱ手動ミル好きっす!必見ですよ
一瞬たりとも 見逃さず見ろ 自由なる発想で追う 理想脳味噌と精神 鍛え磨く美学
コーヒーミル12台を所有するコーヒーブロガーが「タイムモアG1Plus」を太鼓判でおすすめします。
TIMEMOREとは
タイムモアコーヒーはオリジナルコーヒー器具のデザインブランドです。
2012年に数人のコーヒー愛好者によって設立された上海の会社。
「プロフェッショナルとエステティック」のデザイン理念で、価値のあるコーヒー器具を作ります。人々が「MORE TIME」を持ち、コーヒー作りを楽しめるように努力しています。
TIMEMOREは、近年コーヒー市場で影響力のあるブランドになりましたね。
開封の儀
箱からしてカッコイイ。さすが最上位機種です。では、開けて見てみましょう。
ウェーイ、これが本体。アルミ製なので高級感があります。
上から見ると、ここから豆を投入します。
粉受けは木製ですね。
粉受けは外側だけが木製なんだ!これはいい!実は木製のストッカーは粉が残りやすいんですよ。
で、本体の心臓部、肝心の歯はどうなってるのかな。挽き目を調整するナット部ね。
ハンドルは取手部分が木製です。
箱のハンドルの下からブラシが出てきた。
ハンドルとフタが一体型か。これはいい。
組み合わせてみると〜。
コレ よくない? よくない コレ?よくなく なくなく なくセイ イェーッ
持った感じズシッと重いので計ってみましょう。569gです。って言われてもピンとこないよね。500mlのペットボトルの水を持ってると想像して、結構な重さでしょ。
という事で、くらべてみますと、ポーレックスのコーヒーミルが266gです。2倍っすね。
TIMEMOREタイムモア手挽きコーヒーミルG1 Plus
品番:G1 Plus
カラー:ブラック、シリバー、ゴールド
本体のサイズ:168 x 52 x 52mm
容量:コーヒー粉約30g
本体重量 :約500g
材質/臼:ステンレス420
ボディ:アルミニウム合金
粉受け:木
ハンドル・スプリング:アルミニウム合金
パッケージ内容:本体、ブラシ、収納袋、取扱説明書・保証書(中国語・英語)
原産国:中国製
説明書は英語と中国語です。
TIMEMOREの分解・組み立て
やっぱ歯を見たいので、いったん分解します。調整ネジを緩めて外して分解していきます。
調整ネジを外すと、ビヨーンって出てきたので、並べます。
で、これがコーヒーミルの心臓部。ミルの歯ですね。チタンコーテングのステンレス製です。
これはいかにも切れ味良さそうです。
中の歯も見てみましょう。
おおおお!ザックザックやな。
切り裂き魔 霧吹き魔 言葉 切磋琢磨 ライカ 御用牙
今日なんか90年代ラップ多いっすね…テンション上がってますな
では、組み立てます。シャフトをさして、▼まずワッシャーを入れます。
▼スプリングを大きい方を下にして入れます。
▼ミル歯を入れます。
▼調整リングをセットします。
▼最後に調整ネジですね
FINEの方向にしめていって、回らなくなったところをゼロとします。
TIMEMOREの使い方
TIMEMOREの一番大事なコーヒー粉の粒度の調整です。挽目を変えるには、カチッカチッカチッと回して、ゆるめていきます。
なるほど!カチッカチッって時計っぽっくていいな!時計と同じ一周が12というのもニクイね
で、G1 Plusの歯は「5blades」になります。
エスプレッソ 10-14Clicks
ドリップ 18-24Clicks
フレンチプレス 25-27Clicks
では、実際豆をひいてみましょう。コーヒー豆15gで試してみます。
コーヒー豆投入〜ザーザーっと。
入っとる入っとる。ミル容量は30gになります。
では、非力なおじさんが回して挽いていきます。
おおお、いい感触!ザクザクザクっと切っていく感覚。 しかも回しやすい! これはいい! スムースだ!
コーヒー豆15gを挽くのに、57回転、1分11秒でした。
初めて使った、まだ慣れてない状態でこの数値なら、早いほうです。ちなみにカリタの手動ミルではコーヒー豆10gで1分33秒でしたし、100均のミルは2分かかります。
では、挽いたコーヒー粉を見てみましょう。
YO!チェケラッチョー!
ドリップなので「20Clicks」にしてみました。ちょうど中挽きぐらいですね。
マジか!この均一性!微粉の少なさ!
TIME MOREコーヒーミルで飲んでみよう
ではでは、ドリップしまーす。
ということで、できました!
TIMEMOREタイムモア手挽きコーヒーミルG1 Plusの味は?
うまし!
味がはっきりしてる!味の輪郭がはっきりしている。いいコーヒーは、よりいい味が楽しめるし、これは味の解像度が高いと感じざるを得ません!
ここまで均一だと、ドリップ後の粉が、がっちりですね。「20Clicks」は、やっぱり中挽きのやや細めかな。
掃除
コーヒーミルは挽いた後のお手入れも大事です。コーヒー粉が残っているのをチェックしましょう。ストッカーをチェックして。
本体の中はどうでしょう。
一旦バラシますね。こんなもんすか。コーヒー粉が残らないというのも、かなりポイント高いよ。挽き目によるんでしょうけど、細挽きだともっと残るかもですが、かなり少ない。
ブラシで取り除いて、袋に入れて置いておけばいいか。
しばらく使ってわかった事
初見では気づかなかったことを追記していきます。使い勝手がよくなるプチ工夫と挽目についてです。
ゼロに印を入れる
一番閉めた状態のゼロにマジックで印を入れました。軸の上の部分にも印を入れます。
分解して組み立てるときは、時計に例えると、ミル歯の穴の位置が9時、ゼロの印が12時になるようにセットします。
一番締め他状態のゼロの位置に印がきます。1周回せば12クリック、2周回せば24クリック、いちいち数えなくて済むようになりました。
挽目
説明書に書いてあるエスプレッソとドリップの間に15-17Clicksが空いているのに気づきました。
エスプレッソ 10-14Clicks
ドリップ 18-24Clicks
フレンチプレス 25-27Clicks
説明書に書いているフレンチプレス用のMAXの粗挽きが27クリックですが、粗くないな〜
TIMEMORE G1は3種類
TIMEMORE G1は実は3種類あります。
- TIMEMORE G1 (ドリップ中心)(5枚刃)
- TIMEMORE G1 S (エスプレッソ中心)(6枚刃)
- TIMEMORE G1 Plus(エスプレッソ兼用)(改良5枚刃)
最初発売されたときは「TIMEMORE G1」と「TIMEMORE G1S」で分かれていました。エスプレッソ専用に歯の形が違うヤツだったんですね。現在はどちらも廃止されて、ミルの歯を改良して、エスプレッソも兼用できる「TIMEMORE G1 Plus」に統合されました。
外装は全く同じで、ミルの歯が違う3種類があるということですね。
▼アマゾンで少し安いのは旧Ḡ1になります。
TIMEMOREまとめ
控えめに言って最高かよ!
コーヒーミルに時計的な演出があるのがツボですね〜!
機械っぽさと時を感じるロマンがコーヒーの喜びを増幅されます
メイドイン中国に抵抗ある方多いと思います。実は私もそうでした。正直「え〜中国製?」みたいな反応でしたが、全部くつがえされましたね。そういえば香港マカオに行ったとき時計買ったし。中国は世界の工場ですよ。ナメたらダメっすね。
でしょ でしょ でしょ もう行くっきゃないね
ねー いつにする いつにする いつにする ?
いや、中国には行かないっすけど….最後まとめますと、
【メリット】
- 挽きやすい
- 粒が均一
- 味の解像度が高い
- コーヒー粉が本体に残らない
- 高級コーヒーミルの中では安いほう
【デメリット】
- ちょっと重い
- 粗挽きが粗くない
- 挽く時にすべりやすい
ぐらいかな、また使いながら追記します。2万ちょっとでこの性能と使い勝手とデザイン、質感ならコスパめちゃ高ですわ。
今日もevery coffeeに寄っていただきありがとうございます。偏見ダメ!絶対!
コメント
コメント一覧 (2件)
手挽きミルはポーレックスミニを使用しているのですが、新しい良いミルが欲しくて色々調べていました。コマンダンテは手に入らないし1zpressoにしようかと考えていましたがTIMEMOREも良さそうですね。悩みます。
そうなんですよね同感です。1zpressoと迷いましたが、コスパ的にTIMEMOREアリでしたね。