ドリッパーのなかでも最も一般的なドリッパーがこのカリタの3つ穴タイプではないでしょうか。
しかし、どうも私の味の好みと相性がよくなくて使えてないんですよね。
登板少ないんですよ。でも豆とお店のレシピによってはカリタのほうがおいしいって経験は多々ありました。
以前の動画でカリタに不利な淹れ方で比べちゃってすいません。
もともと円錐派だった私と相性がよくなかったってだけですから。
フェアじゃないと反省し、カリタの淹れ方で円錐と比べよう。っていうのが前回動画です。これでこの結論にいたりました。
結論:カリタ台形はオールドスクール!
お砂糖ミルクを入れる方におすすめです
古き良き喫茶店のコーヒーが好きならカリタ台形でしょう。この答えにいたるまでに8年近くかかりました。
カリタ102買い足しました。銅持ってるのに、買い足しました。3つ穴台形の魅力、語らせてもらいます。
コーヒードリッパー30個以上持つコーヒーバカがカリタ3つ穴台形ドリッパーをこう使うと良くなったよーって話です。
見てもらえば、きっとあなたもカリタ台形が好きになる
特徴
HPを見ますとカリタのドリッパーは三つ穴、雑味がでる前に、美味しさだけをドリップするのが特徴です。
台形のなかでは、お湯の落下は早いんですよ。この動画で比較したところ、圧倒的にお湯のヌケは早い。
サイズ:1~2杯用小サイズ101 2~4杯用102D 4~7杯用 103-D 7~12杯用 104-D
素材:樹脂プラ、陶器、銅
カラー:透明、陶器の白、黒、茶、黄色など
バリエーションは多いですね。
Youtubeチャンネル「メーテル珈琲」さんは、カリタ台形かなりレビューされてますね。
カリタは専用ペーパーフィルターがあります。ホワイトとブラウンがあります。
圧倒的にもうホワイトがおすすめです。
ブラウンは紙の匂いがやっぱ強いので、もうホワイト1択と言っていいでしょう。
淹れ方
カリタ台形でおいしかったコーヒーとレシピは、カフェーパウリスタさん、ふくろう珈琲さん。他にもあったんだけど忘れた。個人的には「ふくろう珈琲」さんのお湯多めレシピも好きですね。でもいいコーヒーじゃないと薄くなりそうですけどね。
今日はスタンダードに淹れますね。コーヒーとお湯の割合は1:15で淹れます。
深煎りブレンド豆11g使いましょう。カリタのミルで挽いていきます。いい感触ですね。挽き目はカリタ挽きでいきましょう。
(公式HPより)カリタのお勧めは「中粗挽き」(グラニュー糖とザラメの中間くらい)です。細かいほど味は濃くなり、粗いほどあっさりとした味わいになります。いわゆるカリタ挽きですね。
深煎りブレンド豆ですが買ってから日が経ってるので、膨らみはないですけどね。
カリタ台形の淹れ方のポイントは回しながら注ぐみたいですね。
円錐と台形で違うのが落下が一定ってところですね。
回しながら注いで撹拌しながら一定速度で落とすので、味を均一にしてくれるってかんじでしょうか。
なので、注ぎを落とし切りでやっちゃうと、味が出すぎちゃう。
新しいお湯で撹拌してプールする、を繰り返すので、苦味、雑味傾向になりがちなんでしょうね。
落とし切らないで、回しながら注ぎ続けるのがベターでしょう。
最後も落とし切らないで外しますもんね。
私ら素人はスペシャルティコーヒーのロジックとは別ものと考えましょう。
今回の提案としては、喫茶店のコーヒーを味わいたいときは、カリタ台形を使おうぜって話です。
>できました。飲んでみましょう。今日はお砂糖入れます。
うん、うまい
いい。砂糖入れるとコスモ誕生ですね。これはこれであるよ。この世界はあるよ。
苦味、甘み、酸味もあるけど、ブラックのそれとは違うし。
砂糖を入れたから、覚醒する味。やばい新世界きたな。
オールドスクールもいいですね。昔ながらの喫茶店に行きたくなりますね。
メリットデメリット
【デメリット】
・味わい
・コントロール
・個性
今はやりの味ではない。味にも流行りがあるから、酸味系の浅煎りスペシャルティコーヒーで、ドリップである程度、味をコントロールして個性出したいって人には向かない。
でも酸味系の浅煎りスペシャルティコーヒーでカリタが合う場合もあります。円錐だと軽すぎる味わいの豆には、カリタ台形のほうが好みになる豆もありましたね。
【メリット】
・ランニングコスト
・味の要素
・スタンダード
まず正規の紙フィルターが安い。 Amazonで101のホワイトが100枚167円ですね。ハリオ円錐より安い。
もちろん正規がおすすめですけど、台形型は市販の紙フィルターが多いので、汎用性高い。リーズナブルでランニングコスト下がりますね。
そして味の情報量が多くなります。カリタ台形だと味の要素が多い。お湯を貯めて味を出す部分もあるので、後半の味が出ます。
食べ合わせがあるとか、スイーツと合わせるだと、カリタ台形の方が合うかな。
砂糖入れる、ミルク入れるなら、味も複雑で苦味もある程度ないと合わない。
古き良き日本の喫茶店のコーヒーが好きならカリタ台形。
昨今の酸味系スペシャルティコーヒーだけがいいコーヒーじゃないですからね。
あんな酸っぱいの合わないって人もいますよ。
ご年配の方に出されるなら、深煎りブレンドでお砂糖ミルク入れるタイプのコーヒーのほうが良くないすか?
まとめ感想
カリタ台形はオールドスクール!
お砂糖、ミルクを入れる方におすすめです
日本のコーヒー文化をになったのが台形3つ穴ドリッパーだと思うと、リスペクトしかないし、ラブです。「アンタカリタにホレてるね」状態になったので、レビューさせてもらいました。
今回の豆は深煎りブレンドで買ってから日が経ってるいい状態じゃなかったけど、それでもおいしく飲める。さらに砂糖入れて飲んだら、めっちゃうまい。味のハーモニーですよ。
カリタさん勉強させてもらいました。すいませんでした。
「あつ森」の「喫茶ハトの巣」のグッズがカリタ製品ってところが、かなり腑に落ちましたね。以前レビューしたときに「ヒント」は出てたってことですよね。
円錐ドリッパーと比べると、構造上、苦味、雑味は出やすいですよ、
雑味がないほうがいいんだろうけど、それが好きだって人もいますからね。
その気持ちはね。ちょっと分かるんすよねーなんて言うのかな。
そこにも好きが含まれているっていうのがあるじゃないですか。
知り合いにインスタントコーヒーを美味しそうに飲む人がいるんすよ。
その人にとってはあの味が好きなんです。
私が普段飲んでるようないいコーヒーはむしろ好きじゃないんです。
好みってそういうもんですよね。人それぞれありますから、いいじゃないですか。
お店のラーメンじゃなくてカップ麵が食べたいときもあるじゃないですか。
スペシャルティコーヒーじゃなくて喫茶店のコーヒーが飲みたいときもあるという、
コーヒーの場合ここは上下ないですからね。
喫茶店的な日本のコーヒー文化の中で美味しい日本人の味覚に合うおいしいコーヒーっていうのを追求してきたカリタさんのアンサーがこの台形ですよ。
深入り中心のブレンドで苦味とコクの味わい。さらにお砂糖ミルクを入れてのハーモニーですよ。
過去の初見レビュー
カリタの台形ドリッパーはちゃんとレビューしてなかったので改めて。
左が「カリタ」右が「ハリオV60」同じ条件で淹れ比べてみましょう。
同じ条件で淹れてみました。
アロマ(液体から発する香り): 比べるとV60の方が強いかな。
味:カリタはまとまりがある。ハリオははっきり、くっきりしている。酸味、果実味がある。
この差は人によっては、わからないような微妙な差かもしれないが、好みの味を追い求める人には、大きな差だね。少し冷めてくると、酸味が強くなるから、温度帯によってはカリタの方が飲みやすいという人もいるかもなあ。
ドリッパーのカタチによって味が変わるというのは、それによってコーヒー粉とお湯の接触時間の差によって味が変わるということでしょう。
ちょっとカリタは出番すくないんだよね。と思っていたんだけど、コレ!というコーヒーに出会いました。
カフェーパウリスタ「森のコーヒー」の淹れ方
コーヒー粉:10g(1杯)
挽目:中挽き
ドリッパー:カリタ3つ穴
お湯:95℃
蒸らし:10秒
注ぎ方:中心に円を描くように高さを下げないように注ぎ続ける
最近ハマっている推しの「森のコーヒー」ですが、カフェーパウリスタの淹れ方で使われているのが、カリタの台形ドリッパーなんですよ。
で、この「森のコーヒー」をいろいろな淹れ方で飲んでみましたが、たしかにカリタ台形がベストなんですよね。
ということで、上位商品の銅ドリッパーを買ってしまった。
今日も寄っていただきありがとうございます。コーヒー豆によって好みで使い分けて。
もう1杯おかわりいかがですか
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