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コロンビアコーヒーの特徴!豆の銘柄や種類まとめ「スプレモ、エメマン、スペシャルティ」

今日はコロンビアのコーヒーについて、ざっくりまとめます。「ワールドコーヒーツアー」シリーズ第2段。前回グアテマラが一部の方にご好評いただいたので、今回は「コロンビア」を巡りましょう。日本では人気のコーヒーなので、何かしら口にしてる方も多いでしょう。

ジョージア「エメマン」とか、セブンイレブンのコロンビアブレンドとか、昭和な喫茶店とかで「スプレモ」とかって聞いたことないですか。

一般的にはコロンビアのコーヒーの味の特徴というと、マイルド、バランス、コクの3つが挙げられますね。

ひろ

やっぱコロンビアのコーヒーの特徴は、マイルド、バランス、コクでしょ

「コロンビアマイルド」という言葉もあるぐらい。酸味、苦味のバランスがよく、後味に甘みがあり、マイルドな印象。コクがあり、香り、風味がよく、コーヒーの満足感がある。

っていうカンジじゃないでしょうか。ミートゥーです。私も好きです。

なんですが、実はコロンビアのコーヒーって、近年、大進化をしてまして、今ままでのイメージをくつがえすような味わいも多く、味のバラエティが豊富なんですよ。

コロンビアのコーヒーは、この3つのキーワードはおさえておきたい。

ビター

スプレモ、エメラルドマウンテン、スペシャルティ

「スプレモ」は等級、豆の大きさ
「エメラルドマウンテン」はブランド名
「スペシャルティ」は小規模農園の高品質な豆

古き良き喫茶店にある深煎りの「コロンビアスプレモ」
中煎りバランスよくまとめた「エメラルドマウンテン」
小農園の個性豊かな浅煎り「スペシャルティコーヒー」

っていう楽しみ方ができます。

コロンビアコーヒーのなかでも、トップクラスのスペシャルティコーヒーを大阪のSOTさんよりご提供いただき、実感しました。ありがとうございます。

ということで、リーズナブルなものからトップクラスのものまで、コロンビアのコーヒーについて、ざっくりこんなコーヒーだよねー。という、ゆるい話をします。プロじゃないので消費者としての「それはあなたの感想ですよね」の話になります。超個人的な主観に基づく、実際飲んだコーヒー体験ベースの話です。

ただ、自家焙煎もするので、コロンビアのコーヒー豆も焼いたし、世界40か国以上のコーヒーを飲んできました。レアな豆を見つけたら飲んできました。スペシャルティコーヒーや高級コーヒーも飲んできた、コーヒマニアなので数はこなしとります。

味の感想だけでなく、豆の品種や収穫される産地など、コロンビアコーヒーの豆知識も交えて、コロンビアコーヒーの特徴をさくさくっと見ていきましょう!

目次

コロンビアどこ

そもそも論、コロンビアどこ?私が地理に弱いので、ここからいきます。コロンビアは南米の北端。熱帯雨林やアンデス山脈、数多くのコーヒー農園が特徴です。

人口: 5152万人 (日本の半分以下)
面積:113.9万平方キロメートル(日本の約3倍)
首都:ボゴタ
公用語:スペイン語
通貨:コロンビア・ペソ

天然資源が豊富で、エメラルドの産出は世界の約8割を占める。国名の由来は大航海時代のあのコロンブスに由来する。コロンビアは世界で最も野鳥の種類が多い国として知られている。

というのも、山間のコーヒー畑の多くでバナナとの混栽や樹木を伐採しない木陰栽培が行われていることにもよるそう。

コロンビアコーヒー

コロンビアは約300年コーヒーを栽培してきた歴史があります。18 世紀にイエズス会によってコロンビアに持ち込まれ、1835年に最初のコーヒーが輸出されました。

日本は江戸時代。坂本龍馬が生まれた年みたいです。あとは「大塩平八郎の乱」とか。

世界3番目の生産量です。コロンビアはブラジル、ベトナムに続く3番目の生産量を誇り、全体の約8%強を占めます。アラビカ種の生産量だと2位15%強(1位はブラジル約40%、3位エチオピア約8.5%)

なぜ生産量が多いか?1年で2回収穫があります。ふつうコーヒーの収穫は年に1回の収穫なんですが、コロンビアの中部では1年に2回収穫があります。

そして、ほとんどの地域で生産しています。コロンビア32県のうち23県に渡る588の地域で生産されています。

さらにコロンビアの国土は南北に長く、収穫のタイミングがちょっとずつズレるため、1年中どこかの場所でコーヒーの収穫があるという、まさにコーヒーに最適な土地。

3つのコーヒー生産地域があり、北部 中部 南部。南部のナリーニョ、ウイラが有名です。

コロンビアのコーヒーは世界遺産にもなっています。北西部のコーヒー生産地域の景観が「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」として2011年ユネスコの世界遺産登録されました。

品種はアラビカ種で現在コロンビアで最も多く栽培されているのは、コロンビアの土地に合わせて品種改良された「カスティージョ」という品種になります。

詳しくは「FNC コロンビアコーヒー生産者連合会」日本向けHPあるので参照ください。

日本で人気のコーヒーです。日本の輸入量でいうと、ブラジル、ベトナム、コロンビアで第3位。逆にコロンビアからの輸出先の第2位が日本。お互い日本とコロンビアはお得意様ですね。

なので大手が扱っているジョージアのエメラルドマウンテン、ボスプレミアム「コーヒーハンターズ」、カルディ「マイルドカルディ」ブラジル、コロンビア、他、ブレンドに入ってる。

自家焙煎コロンビア豆

・コロンビア/スプレモ・ナリーニョ・スペシャル

・エメラルドマウンテン

・コロンビア/ゲイシャ・ラ・フリア農園

・コロンビア サントゥアリオ農園 レッド ティピカ

次に先に挙げた3つのキーワードいきましょう。

スプレモ

コーヒーの等級になります。コロンビアのコーヒーは大きさで等級が決まります。大きい豆がいい豆となって、スクーリーサイズ「17」6.75mm以上が、最高級の「スプレモ」となります。

英語「シュプリーム」最高の スペイン語かな。

今まで飲んだ中で1番おいしかったスプレモがCroaster Select Coffee「スプレモ」です。中煎りで酸味、甘み、 バランスが素晴らしい、ステンレスフィルターでオイルも落としてあげると、めちゃウマでしたね。

時期によっては販売してないかもしれないけど、詳しくはレビュー記事あります。

エメラルドマウンテン

は銘柄になります。ブランド名ですね。エメラルドマウンテンはコロンビアコーヒー生産者連合会が認定するコロンビアのトップ1%の高級豆で日本人好みの味です。

というのも、コロンビアコーヒーの輸出先の第2位が日本であり、日本の消費者向けにコーヒーのプロファイル(認定規格)を特別に設けられています。

今まで飲んだ「エメラルドマウンテン」の中でおいしかったのは、土居珈琲さんの「エメラルドマウンテン」

62軒の小規模農園がじっくりと時間をかけて作り出した”特別ロットを買い付け。独特の深いコク、柑橘系のフルーツを感じさせる豊かな酸味。女性に人気の商品らしいです。

スプレモ、エメラルドマウンテンどちらも、等級や名柄なので、混合豆の場合が多いんですよね。その分いろんな味わいがミックスされているというメリットもあれば、味わいがボヤけるというデメリットもあり、

この農園の、この時期に採れた豆っていうコーヒーの方が、味わいの特徴がはっきりする。生産者側も栽培するコーヒーの質を上げてコーヒーの品評会COEに出品して単価をあげていく小規模な農園っていうのもあって、で、最後のKWが、

スペシャルティコーヒー

小規模農園や精製所が、発酵させるコーヒーの精製を行い、独特のフレーバーを作り出してる、発酵のさせ方もコーヒーの実の果実の皮を使ったり、ワインに使ってた樽を使ったり、その土壌のバクテリアを使ったり、様々です。

スペシャルティの世界でも見解が分かれるところですが、人工的な香料や甘味料を使っているわけじゃないので、私はアリのスタンスです。おいしくいただく消費マインドですから。コピルアクと同じことですから、ジャコウ猫の体内でするのか、タンクの中でするのか、そんな違いでしょ。

そんなコロンビアコーヒーを楽しめるセットがこちら

「コロンビア ラバー ボックス」

コロンビアのコーヒーは、その味わいのバランスの良さで有名です。特に、ライトローストで焙煎されたコロンビアのコーヒーは、豊かなフレーバーと複雑なアロマが特徴です。コーヒー好きの方には、ぜひ一度コロンビアのライトローストコーヒーをお試しいただきたい。

【セット内容】
コロンビア エル パライソ ライチ 100g
コロンビア ピンク ブルボン 100g
コロンビア シングルオリジン(ロースターセレクト) 100g

コロンビア エル パライソ アナエロビック ライチ

ピーチの華やかな酸味と甘み、ライチティーのような香り高いフラワリーで爽やかな余韻が続きます。嫌気性発酵や乾燥方法に工夫を加え、異なる風味を作り出しています。 チェリーの状態で36時間、嫌気性発酵を実施し、果肉を取って40時間、再度嫌気性発酵しています。 

風味:ライチ、ピーチ、ジャスミン
地域:カウカ
農園:エル パライソ
品種:カスティージョ
標高:1,700m
精製:ダブルアナエロビックファーメンテーション

ひろ

うまい!たしかにライチとか、白桃みたいなフレーバーですね。コーヒーとは思えない酸味と甘み。別次元のコーヒーですね

コロンビア ラ セレゼ ピンクブルボン

シトラスの華やかな酸味と甘み、上品で奥行きのあるボディが心地よく続きます。コロンビア南部ウィラ州、標高1800mに位置する農園でオーナーはコーヒーの品質について研究する生物学者でもあるそうです。

風味:トロピカルフルーツ、オレンジ、スイートチョコレート
地域:ウイラ
農園:ラ セレザ
品種:ピンクブルボン
標高:1,800m
精製:ウォッシュド

ひろ

クリーン!甘みスゴ!ウォッシュドでこれか!てっきり発酵系かと思った

それぐらいのフレーバーですね。ピンクブルボンって品種はこういう、独特の果実感がありますよね。

甘みの特性だけに絞って、自分の経験のなかでカテゴライズすると、生のコーヒーチェリーの甘みってこんなカンジだったな。って感じで、自然な味わいがいいですね。

コロンビア モンテブランコ スパイスクィーン

カルダモンやラベンダーの華やかな風味が口いっぱいに広がります。ジューシーなピーチの味わい、レモングラスの軽やかな余韻をお楽しみください。バイオアクター発酵という微生物と酵素を含む気密金属容器によって発酵させる方法です。

風味ラベンダー、レモングラス、ピーチ
地域ウイラ
農園モンテブランコ
品種パープル カトゥーラ
標高1,750-1,900m
精製バイオリアクター発酵

ひろ

ハーブ系の要素が強いですね。香りはレモングラス。味わいとしてはスパイシーですね。ややジンジャーな感じもありますね

ちょっとクセが強いかもですね。いわゆる王道のコーヒーの味っていうコロンビアコーヒーとは、もう対局ですからね。

まとめ感想

ひろ

コロンビアコーヒーはうまい!

ビター

マイルド、バランス、コクのコーヒーの王道の味でもあるからね

「スプレモ」「エメマン」混合豆だから生まれるコク、まろやかさ、っていうのもあるし、全体品質が高いので、それで成り立つし、収穫量、生産効率で、改良品種された、コスパのいい「コロンビアコーヒー」も好きだし。

逆に、スペシャルティ品質の味の個性を出した小規模農家に目を向けるっていうのもアリ。

最近は、その中間で地域別で扱われる事も増え始めたようで、多様な選択肢があるっていうのは、消費者としては楽しめる。

私が1番最初に飲んだコロンビアはカフェバッハさんで買ったスプレモだったと思います。飲み始めの頃で東京に行った時ゲットしたコーヒーで1番好きな味わいでした。

基本的にはコロンビアコーヒーはすごく飲みやすいコーヒーなのでおすすめです。

ただ直近で収穫量が20%減とかなってて、ちょっと高騰してたり、不足してたり、してますな。

自然の恵みを感じざるを得ませんな。感謝、リスペクトしかない。

今日も寄っていただきありがとうございます。コロンビアコーヒーはうまいというお話でした。

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この記事を書いた人

30年以上も飲めなかったコーヒーが飲めるようになったら、豆を挽き、ハンドドリップで淹れ、焙煎をするまでハマってしまった。人生何が起こるかわからないね。詳しくはこちら

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