いろんなコーヒーの淹れ方を紹介します。 ドリップが簡単で一般的ですが、他にも、いろいろあるよーという話です。
同じコーヒー豆でも使う道具によってこんなに味が変わる!というのを体験していただきたい。大きく分けて2つの抽出法があるとおぼえてね
同じコーヒーでもいろんな味わいを選べると楽しみが広がるよねー
ドリップの次に手を出すなら、結論「フレンチプレス」がおすすめです。抽出原理がまったく違うので、同じコーヒーでも違う味わいになります。
他にもいろいろ器具があるので、ドリップ以外のコーヒーを検討中の方は参考にしてください。
透過抽出
コーヒー粉にお湯を通してコーヒーの味を抽出する方法を「透過抽出」といいます。
ドリップ
透過抽出でまずは最も一般的な淹れ方は「ドリップ」ですね。
コーヒー粉にお湯を注いで、ペーパーフィルターでこされ、落下してきたコーヒー液を飲むというもの。
フィルターの種類も多く、紙、金属、布、セラミックなど様々。
エスプレッソ
エスプレッソは全く別物としたいところですが、原理的には透過抽出になります。
エスプレッソはイタリア発祥の少量の濃いコーヒーで、イタリア語で急行・特急の「速い」の意味。
機械によって強い圧力を加え、短時間でコーヒーを抽出します。9気圧、90℃、30秒で味を出します。
コンビニのローソンのコーヒーはじつはエスプレッソマシーンで抽出したコーヒーです。
カプセル式のコーヒーマシーンの「ネスプレッソ」や「ドルチェグスト」もエスプレッソ式の透過抽出になります。
水出しコーヒー
水出しコーヒーとは、お湯でなく、水でコーヒー成分を抽出します。
で、なんの違いがあるかというと、熱を加えないので、雑味、苦味が出にくいという特徴があります。
水出しコーヒーにも透過抽出と浸漬抽出の2種類があり、透過抽出は点滴のようにポタポタと水を落として味を出すタイプになります。
時間をかけて1滴ずつ抽出されるので、濃いコーヒーが出来ます。
デルターコーヒープレス
まだ一般的ではありませんがデルターコーヒープレスは今注目の新しい抽出器具。
お湯を押し出して、シャワーのような状態でコーヒー粉にお湯が注がれるので、透過抽出になります。
甘みがあり、クリアな味わいが特徴です。
浸漬抽出
コーヒー粉をお湯に浸してコーヒーの味を抽出する方法を「浸漬抽出」といいます。ドリップとは対局の淹れ方ですね。
フレンチプレス
コーヒー粉にお湯を注いでつけ置きでコーヒーの味を抽出します。
お湯の注ぎ方に関係なく、誰でも同じ味になり、ステンレスフィルターで濾すため、コーヒーオイルなど、成分をカットせずに味わえます。ペーパーフィルターは紙に吸着され味わいをカットしている面もあります。
器具を購入前に飲んでみたいなら、スターバックスでは、コーヒーを注文する際、フレンチでオーダーできます。
サイフォン
サイフォンは蒸気圧を利用してコーヒーを抽出します。
下のフラスコの水をアルコールランプで沸騰させます。すると上の容器にお湯が上がって、コーヒー粉と接触して、コーヒーの成分が抽出されます。
火を止めると下にお湯が下がります。そのとき布のフィルターで濾されて出来上がり。
水出しコーヒー
麦茶のパックのようにコーヒー粉を水に浸けておくタイプの水出しコーヒーです。点滴式の水出しコーヒーと比べると薄くぼんやりした味に感じるでしょう。
エアロプレス
エアロプレスコーヒーメーカーは空気圧でコーヒーを抽出する注射器のような器具です。
コーヒー粉にお湯を注いで、いったんお湯を貯めた状態から、ピストンを押し下げて、抽出します。
抽出原理は浸漬と透過の半々ぐらい。
近年のコーヒー業界に革命を起こしたといっても過言ではないでしょう。
浅煎りのコーヒー豆のおいしい酸味を出してくれるので、スペシャルティコーヒーには欠かせないアイテムです。
コーヒーの入れ方まとめ
コーヒーの淹れ方は「透過抽出」 と 「浸漬抽出」によって味が変わる。
そして、それぞれの器具によっても味も変わる。
ペーパードリップから次、なにか買い足そうとしているなら、浸漬抽出のものにするのがおすすめ! 全く違う味になるからね。深煎りのコーヒーが好きならフレンチプレス!
じゃあ浅煎りのコーヒーが好きならエアロプレス!
今日も寄っていただきありがとうございます。選択肢は多いほうがいいよ。
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