今までコーヒーが飲めなかったのに「コーヒーうまいじゃん!」と、コーヒーに目覚めた人がいきなり「究極の1杯」を目指すために必要な道具とステップを紹介します。私がそうだったので、6年間いろいろ、情報を集め、飲み歩き、お金をかけ、まわり道して、労力をかけてたどりついた道なので、あまり教えたくありませんが、みんながおいしいコーヒーに出合うために、踏み台になりましょう。この近道の高速に乗ってください。では、コーヒーを淹れるには道具が必要で、さらに「究極の1杯」のためにはこれらがいるだろうというのを挙げました。
1.豆を挽く道具
まずはこれです。淹れる直前にコーヒー豆を粉にする。なんといってもこれです。そしてコーヒー粉は均一で微粉が少ない方が雑味が出ないので、精度の高いミルが必要になります。
コーヒーミル「ザッセンハウス」
コーヒーミルの最高峰といわれる「ザッセンハウス」がおススメです。電動、携帯型も持っていて、挽き比べ、飲み比べしてみたら、やっぱりこれが一番おいしかった。究極の一杯ですから、手でゴリゴリしましょう。
微粉をとる「ハイテック茶こし」
コーヒー豆を粉にしたら、微粉をとります。このハイテック茶こしは網目が細かすぎて、ふるい落とせないんですが、微粉が網目につき、微粉をとることが出来ます。劇的においしくなるわけじゃありませんが、飲み比べると、はっきりと味がちがいます。
2.コーヒーを淹れる道具
コーヒーの成分を抽出する方法はいろいろありますが、ここはペーパードリップでいきましょう。コーヒー抽出の大会「ブリュワーズカップ」というものがありますが、世界大会で優勝した淹れ方がペーパードリップでしたので、世界一に輝いた方法といえるでしょう。
ペーパードリップ「ハリオV60」
その世界大会で優勝した粕谷哲さんが使用したのが、ハリオのV60。まちがいないでしょう。私も飲みはじめた頃からずっと使っているドリッパーです。価格もリーズナブルでホームセンターやスーパーにもあると思います。
ドリップポット「Kalitaドリップポット」
お湯は中心に細く注いでください。ドバーって雑にお湯を入れると、雑な味になります。細く注いで、出す止めるをコントロールする必要があります。ポタポタと垂れないよう、ピシャッと湯きりできるポットでないといけません。
温度計「Kalitaドリップサーモ」
注ぐお湯の温度も大事です。グッツグツの高温は味が出やすい分、おいしくない味も出やすくなります。髙すぎず、低すぎずの温度で淹れる必要があるわけです。
ドリップスケール「ハリオドリップスケール」
コーヒー粉の量と抽出したコーヒーの量を計る必要があります。お湯を注ぐ量と回数によって味が変わるので、計りが必要になります。
と、ここまでが道具のはなしですね。
淹れ方
コーヒー抽出の大会「ブリュワーズカップ」の世界チャンピオンに輝いた粕谷哲さんの淹れ方を紹介します。ある意味、世界一の淹れ方と言ってもいいでしょう。
「4:6メソッド」
最初の4割で味を抽出し、あとの6割で濃度を調整する淹れ方です。
浅煎り 93℃
中煎り 88℃
深煎り 83℃
●30秒蒸らす。
●1投目20ml注ぐ(20ml)
●2投目40ml注ぐ(60ml)
●3投目40ml注ぐ(100ml)
●4投目50ml注ぐ(150ml)
次に使うコーヒー豆です。好みがありますから、コレとは言い切れませんが、いくつか挙げておきます。
浅煎り:パナマ ゲイシャシルビア
中煎り:エルサルバドル パカマラ
深煎り:グァテマラ カペティロ農園
いかがだったでしょうか。かなりめんどくさいと思われたかもしれませんが、どれか一つでも取り入れて、「あっちょっとおいしいかも!?」と思ってもらえたら幸いです。
今日も寄っていただきありがとうございます。「究極の1杯」よりも「毎日の1杯」がおいしくなればいいかなと。
コメント
コメント一覧 (1件)
あんた間違ってる
蒸らしのお湯が最後にドリッパーに残る分
としても
150注いで150落とすなら
落としきると書いたらいいのか
雑味も落ちるよ
わたしならあくまでもわたしなら
250注いで150落とす
それで薄いなら粉を増やす
粉を増やすことで調整する